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尿素クリームと抗真菌薬の併用は水虫を悪化させる

脚にクリームを塗る女性

尿素は角質を柔らかくする性質があるため、昔から医療現場でも使用されてきた成分です。
最近では成分の浸透力を上げるために、化粧品や塗り薬などに多く含まれており、皮膚が効率的な吸収を行えるようになっています。
水虫とは足などの皮膚に寄生する白癬菌が原因となっており、抗真菌薬を塗りこむことで治療が可能ですが、白癬菌が角質層の内部に寄生することから、しっかりと塗りこみ成分が浸透しないと効果がありません。
そのため、角質化したかかとや足の裏などでは治療が遅れがちになり、完治するまでに長い期間が必要となります。

ここで尿素クリームを塗りこむことで、角質化した皮膚を柔らかくし、抗真菌薬の成分が浸透しやすくなります。
これだけを聞くととても良い方法に思えますが、尿素クリームを使用しすぎると、硬い角質層の分解が早まり、ターンオーバーが早くなることで、角質が異常な速度で剥がれ落ちるようになります。
肌は生まれたばかりの柔らかい角質となりますが、逆に保水力のない乾いた肌になりやすく、最終的には敏感肌へと変質してしまいます。
そうなると、抗真菌薬の刺激性に堪えられず、肌のかぶれなどが起こり、水虫の悪化の原因となってしまいます。
悪化した水虫は寄生範囲を広げ、足裏だけでなく爪の中にまで侵入することで、治療が困難になることもあるので注意しましょう。
最近の抗真菌薬は、尿素を配合したクリームも多く、肌への浸透性が良いのですが、敏感肌の人には刺激が強いものとなるので、水虫の悪化を防ぐためにも配合成分はしっかりと確認しておきましょう。
足裏が硬くなってしまって浸透しにくいので尿素を使いたいという人は、肌の乾燥を防ぐためにも一緒に保湿クリームを塗ると良いでしょう。

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